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おたんこナースのきーちゃんとその家族の日記です。
ナースという仕事
2006年12月20日 (水) | 編集 |

看護師にはふたつの資格があることは
皆さんご存知かと思います。


ひとつは各都道府県の試験合格で与えられる准看護師。
もうひとつが国家資格である正看護師。


ワタシは地元の高校の衛生看護科を卒業し、
准看護師資格を得たあと、
看護短大の二年課程、いわゆる進学コースに学びました。
その後、国家試験に合格し、
奨学金を受けていた総合病院に就職しました。



免許を取って○○年。
途中に子育て、
かずぼんの闘病による休職なんかもありましたが、
総合病院と開業医、トータルで15年ほど働いています。


不惑を越えた(!)おばちゃんナースです。
(みなさんよりかるーく5歳以上、年上ですね~。)
o(*^▽^*)o カミングアウト~♪



ワタシ、本当にそそっかしくて、
よくここまで働いてこれたなあと思います。
薬を間違えるだの、
患者さんの剃毛(手術前に毛を剃るヤツですね)
で自分の指先をカミソリで切って
3針縫ったとか(!?)
笑うに笑えないドジもありました。
( ̄∇ ̄*)ゞ


ただね、好きなんですよね。
人とかかわる仕事が。


患者さんもいろんな人がいますよね。
看護師もいろいろいていいんじゃないかって
思うんです。
どんなにちゃきちゃき仕事が出来ても
雰囲気の冷たい看護師は話し掛けにくくありませんか?
もちろん、
点滴や注射など確かな技術があることは大切ですけど。


病気のときこそ、
気持ちも弱っているときだらこそ、
ちょっとした気配りや
優しい声かけができたらいいなあと思っています。
の~てんきな?「明るさがアンタの取り柄」と
患者さんに言われてますが・・・。


ある程度の知識や技術は
経験年数とともについてくるものです。


でも、ナース個人の人間性、
患者さんのまえで謙虚に振る舞うとか
丁寧な言葉づかいをするとか、
(お年の方に子どもに話し掛けるような口調はやめようとかね)
相手の痛みに共感できる感受性などは
やはり意識して培うもの、という気がします。


こんなふうに書いちゃうと
すんごくエラソーなんですが、


ほんとにいろんな人がいて、接するのは面白い。
面白いから、やめられない。
それに尽きるのかもしれません。



今はパートですが、
いずれ条件が許せば正職員で働きたい気はあります。
でも、家族があっての仕事です。


グータラ嫁を許してくれる姑が倒れれば
仕事を辞めて看病に徹するでしょうし、
夫や子どもたちに何かあっても
スッパリ辞めると思います。


自分にできる形で
できる限り働き続けたい。
今の自分の「ナースという仕事」に対する思いです。


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ズボラシチュー
2006年12月19日 (火) | 編集 |

ブログ仲間のぐりしゃんに
市販のルーを使わないで作るクリームシチューの
作り方を教えていただきました。
(スキル不足でトラックバックの仕方が
 よく分かりませーん。 m(__)m
 興味のある方は右のリンク「ぶろぐり」からどーぞ。)


ホワイトソースを作るなんていう
面倒っちい手間が要らないようなので
早速、トライ!


で、レシピを印刷してしばし考えるワタシ。


肉と野菜、
バターで炒めると焦がしそうだなあ・・・。
(-ω-;)


ワタシ、自慢じゃないけどそっそっかしい。
注意が足りない性格。


んー、じゃこれはどうだ?
てなわけで「ズボラシチュー」レシピ公開します。




ズボラクリームシチュー
(レシピ提供ぐりしゃん・アレンジきーちゃん)


(材料 約4人分 テキトーです)
・たまねぎ 2個
・にんじん 1本
・じゃがいも 2~3個
・鶏もも肉 1枚
・コーン、ブロッコリーなど(今日はコレ入れた!)


(ルーの材料)
・バター 大さじ2
・サラダ油 少し
・小麦粉 大さじ3弱くらい
(ダンナいわく、少し粉っぽかったそう。
 もう少し小麦粉減らしてもいいかも)

・牛乳 多くて4~500ccくらい?
・固形コンソメ、お好みのブイヨンなど
・お好みで生クリーム 
(今日はコーヒー用のポーションで代用)


(作り方)
1・たまねぎはテキトーにスライスする。
 耐熱ボールにスライスたまねぎ、サラダ油少し
 バター大さじ2をいれ、混ぜる。
 ふんわりラップをし、3~4分加熱。
 一度取り出して、かきまぜ、さらに3~4分加熱。
 (なんか、バターだけだとレンジでも焦げそうな気がしたので
 サラダ油も入れてみた。入れなくてもOKかもね。)


2・加熱したたまねぎにふるった小麦粉を加え、
 混ぜてなじませる。
 熱いうちに冷たい牛乳を少ーしづつ加え、
 滑らかになるまで伸ばす。
 この時点で使う牛乳は200ccくらいかな。


3・好みの大きさに切った野菜と鶏肉を鍋に入れ、
 ひたひたの水と固形コンソメを入れて煮る。
 (ブロッコリーは別茹でして最後に添えてね。)


4・野菜に火が通ったら、
 即席たまねぎ入りホワイトソースを入れ、混ぜ混ぜ。


5・弱火にかけ、牛乳で伸ばしながら
 好みの硬さ&必要な分量に仕上げ、しお、コショーで味を調える。
 コクが足りなければ生クリームや類似品を入れてみる。
 とろみが足りなければ水溶き片栗粉でも入れてみる。


ホント、テキトーだぎゃー。
(きーちゃん尾張人です)


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生きてるだけでもうけもん・その9
2006年12月05日 (火) | 編集 |

・おわりに


かずぼんはこの後の3ヶ月の間に5回、
全身麻酔下で食道内視鏡をやり、
食道を広げる処置を受けました。


この間には、やはり
吐き戻しによる誤嚥性の気管支炎や
十分に広がったはずなのに、
食道の一部がポケット状に膨らんでしまい、
食べものが通過できない等、
たくさんのトラブルがありました。


MRSAも退院まで消えず、
結局、入院生活の大半を個室ですごし、
行動範囲も制限されたため、
他のお友達との交流もままなりませんでした。


お正月も外泊もできずに病院で過ごしたかずぼん。


平成16年2月25日、
なんとか念願の自宅に帰ることができました。
この時点でも
完全に吐き戻しがなくなったわけではありませんでしたが、
3月に4歳の誕生日を迎えた頃から
少しづつ調子も良くなり、
この年の6月には
保育園にも復帰できました。


いま、かずぼんは
やんちゃな一年生です。
焼肉もバクバク食べられるようになりました。


時々、
「背中がかゆい」
と言っては、
服の上から

傷あとを壁にこすりつけたりしています・・・。
(お前はワンコかい)
ヾ( ̄o ̄;)


声は相変わらず高め。
大きい声はかすれてしまって
出しにくそうです。


 


でも、かずぼんは
元気いっぱいです。


生きててくれてありがとう。


常々、思います。
でも、そう思ったあとにも必ず、
なんやかんやと怒ってしまう
短気なおかあさんだったりします。


たのむ、かずぼん。
授業中に床に転がって寝るのや、
先生のおっぱい(担任は40台後半♀)
触るのはヤメテ~。



今、小さい子供さんを育てている
おとうさん、おかあさん
どうか、子供さんの周りに
飲み込むと危険なものがないかどうか
いま一度、
チェックしてあげてくださいね。m(__)m


きーちゃん一家のお話に付き合っていただいて
どうもありがとうございました。
"(@´▽`@)ノ"""


 


生きてるだけでもうけもん・その8
2006年12月05日 (火) | 編集 |

・術後トラブルあれこれ


ICUから一般病棟に戻ったかずぼんでしたが
さすがに強烈な薬で意識を落とされていたため、
その後は
「ばーか」
「なんだよー」
の二言しか喋らず、顔つきもボーっとしていました。
(この状態は約一ヶ月続きました。)


今後のことも考え、
手術時に鼻から胃までチューブを差し込み、
落ち着いたら経管栄養で
以前口から飲んでいた
「エンシュアリキッド」を流し込む予定になりました。
高カロリーの点滴よりも
経管栄養で胃から吸収させるほうが
効率よく自然に栄養補給ができます。


このチューブは命綱です。


手術前のかずぼんは
子供にしては怖いくらい聞き分けがよく
鼻からのチューブを抜こうとしたりすることはありませんでした。


でも、今のかずぼんはどうも不安です・・・。


ワタシが病室を離れるときは
必ず、両手を拘束するハメになります・・・。




そうこうするうちに、ボチボチと
かずぼんは元のかわいいかずぼんに戻ってきました。
鼻からのチューブでの経管栄養も
徐々に量を増やしていきます。
順調に経過してきたなと思ったある日、
どうも経管栄養後になると
喉がゴロゴロし、苦しがります。
脈拍も上がります。


おかしい・・・。


食道内視鏡で調べたところ
術後の食道と気管が接しているところに
小さな穴が開き、
唾液などが気管に流れ込んでいたことが判明!
クリップで止める処置を行い、
何とか塞がります。
一歩間違えば肺炎おこして
命がなかったかも・・・。ゾゾーっ。




その次の難関は
MRSA・・・。


メチシリン耐性ブドウ球菌。
院内感染で患者を死に至らしめる原因菌の代表です。
大学病院の外科病棟では
もっとも、忌み嫌われるその菌に
かずぼん、感染です・・・。
かずぼんの場合は
これで命を落とすような状況ではありませんが・・・。
なんといってもココは
大学病院の小児外科。
他の患者さんたちへの影響が心配です。


で、有無を言わせず、
個室管理決定。
大部屋にいると他の子供たちが
食事をする時間が苦痛でしたが、
その点では母は気が楽にはなりました。


でも、母も手洗い、
ガウンの着用など
行動を徹底しなければなりません・・・。




さらに、
かずぼんの声が術前より高くなっているのに気付き
先生に確認したところ、
やはり手術時に胸の中の神経、
下咽頭神経を傷めた可能性が高い、とのことでした。
(これは現在も続いており
 かずぼん、女の子みたいな声といわれております)


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生きてるだけでもうけもん・その7
2006年12月05日 (火) | 編集 |

・ICU


当時、大学病院のICUの入り口は
旧舘の北のはずれに位置していました。
同じ建物内の以前の病室などは
医学部の学生のゼミ室などに使われていたようでした。


ICUには午前10時、午後3時
一日2回、30分づつの面会時間があります。
インターホンで看護師詰所に話しかけ
許可が出たら
一枚目の足踏み扉を開けます。


中には着替えや、
手術後の面談ができる部屋などがあり
消毒されたガウンに着替え、
スリッパを履き替えます。
手洗いをし、
後方の一枚目の扉が閉まっていることを確認して
二枚目の足踏み扉を開けるのです。


時代錯誤の古い建物に
最新の医療機器と超優秀なスタッフ・・・。
アンバランスな光景でした。


かずぼんは全身に管を挿し込まれて眠っています。


人工呼吸器に繋がれているため、
意識は薬を使って落とします。
胸から出た廃液用のドレーンチューブからは
膿混じりのものが流れ出ています。
気管内挿管、胸のドレーン2本、
中心静脈への点滴、
両手にもさらに点滴が入り、
排尿チューブ、計7本のチューブ。


泣きました。
恥ずかしいくらい・・・。
看護師をしているワタシでも
我が子のこの光景は耐えがたいものでした。


独身時代は大きい病院にもいましたから、
亡くなっていく子供を看取ったこともあります。


その子たちの姿に
かずぼんが重なり、もう泣けて泣けて・・・。


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生きてるだけでもうけもん・その6
2006年12月05日 (火) | 編集 |

・葛藤


原因がわかり、
悪性でないことにはほっとしたものの
震え上がったもうひとりの家族・・・。
そうです、姑「てーちゃん」です。


我が家で錠剤を常時内服しているのは
てーちゃんだけです。
当時は高血圧の薬など、2,3種類を飲んでいました。
また、飲み忘れないようにと
一錠ずつ切り離し(!)
小さな容器に朝晩に分けて管理していました。


さすがの楽天家、てーちゃんも
このときばかりは激しく落ち込んでいたそうです。


私も一時は
原因がてーちゃんの薬のシートによるものなら
この先、一緒に暮らしていけるのかなあ、と
思ったりもしました。
てーちゃんは良くも悪くも細かいことは気にしない人です。
薬を飲んだ後のシートをゴミ箱に入れずに、
床に放っぽってあったんじゃないだろうか。
それをかずぼんが口にしていたとしたら・・・。


でも・・・。


かずぼんが何度も入院し、
ひとり心細く家で待っていた上の子
なーちゃんを
いつも優しく守ってくれてきたのはてーちゃんです。
夫は夜勤のある職場、
今は休職中のワタシの仕事も
てーちゃんがいればこそ、
働かせてもらえてきたのです。


やっぱり、
悪いのは親の管理だ。
掃除にせよなんにせよ、
ワタシが気をつけるべき事だったのだ。


手術の日が決まり、
ワタシもワタシのなかで
「決着」をつけることにしました。


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生きてるだけでもうけもん・その5
2006年12月05日 (火) | 編集 |

ここまで、だらだらと書き連ねてきたこと、
読んでくださっている方がいたら
ほんとうにありがとうございます。
m(__)m


3年前のことなので
いささか記憶があいまいになっている部分もあり、
特に医療的な内容については
ワタシは医師ではありませんので
(一応、医療に従事する関係者、看護師ではありますが)
患者家族の視点で理解した範囲のものに
なっていると思います。


いつか、かずぼんにこの記録を
読ませるときが来るかもしれません。


これからの学校生活の中で
かずぼんが「いじめ」られたり、
誰かを「いじめ」たり、
そんな日がきたら、
これを読ませたいと思っています。


あなたの命を救うために
どれだけたくさんの人が、
でき得る限りの努力をしてくださり、
家族がどんなにかあなたを愛し、
慈しんで育ててきたのか・・・。


自分のいのちも、
他人のいのちも、
決して粗末に考えることのないように・・・。


 


 


・誤嚥性肺炎の危機


かずぼんはいよいよ、
流動物でさえ飲み込めなくなってきました。
同時に、夜、寝ているとき
流れていかない唾液でゴロゴロと喉が鳴り、
咳き込むことが多くなりました。


ついに、来てしまった・・・。


ここまできたら完全に絶飲食、
鎖骨下の太い静脈から
中心静脈栄養、高カロリーの輸液をして
栄養補給をすることになります。


鼻からはチューブが挿入され、
詰まってしまった食道の上部に固定されました。
それを24時間、
低圧持続吸引器につないで吸引します。


もう、検査以外ベッドから動けません。
床頭台についているテレビとビデオだけが
かずぼんの楽しみの全てになってしまいました。


重症者用の個室に移り、
長期入院が想定されるワタシたち親子のもとに
担当ナースがつくことになりました。


そうです、あの笑顔のステキなK看護師さんです


Kさんは20台後半、
病棟でも中堅の頼りになるナースです。
手先が器用で、
かずぼんのチューブを固定するテープ類も
絵を書いたり、
可愛らしい形に切ったりして貼ってくださいました。
夜勤の見回りのときなども
ドアの開け閉め、懐中電灯の照らし方、足音
どれ一つとっても
患者に不快感を与えないよう配慮されていて
本当にすばらしいナース。
でも、ワタシにとって
何よりうれしかったのは
私の泣きながらの話にも黙って耳を傾け、
ニッコリ笑って励ましてくださったこと。
あの時期の不安でいっぱいのワタシには
Kさんの笑顔が心のよりどころでした。

もちろん
かずぼんもKさんが大好きです。
そのような状態になっても
甘えて抱きついてはおっぱい触ってました・・・。
オイオイ・・ (;´д`)ノ


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生きてるだけでもうけもん・その4
2006年12月05日 (火) | 編集 |

・すばらしき大学病院


大学病院には
最先端の医療の恩恵を得るべく、
県内はおろか、隣県からも患者さんが集まってきます。


当然、小児外科も満床です。
まだ、流動物なら経口摂取可能なかずぼんは
ベッドの空きを待って、
9月8
日に入院することになりました。


入院前に
小児外科のA教授の診察を受けることになり
外来を訪れました。
そこには笑顔のとてもステキな看護師Kさんと
ひげもじゃで小柄の熊のような先生が・・・。
(゜〇゜;)


A教授は外見からは想像もつかないのですが
県内の小児外科医のほとんどが
師事を仰いだといわれる名医だそうです。
たぶん、私服のA教授と病棟ですれ違ったら
お見舞いに来たオジサンにしか見えないでしょう。
でもさすが、近くで話をしていると
びんびん迫ってくるオーラがあります。
入院の説明を受け、
その日は病棟や売店の位置など確認して帰りました。
ここにおまかせするしかない・・・。


9月8日入院。
当時の大学病院は
建て直しされた病棟部分の新館、
外来と手術、検査室のある旧舘に分かれていました。


立て直された新館の病棟は、
古い日赤病院とは比べ物にならない快適な環境でした。
まず、付き添いしている家族が入浴できる設備があります。
ひとり15分の分刻みとはいえ、
可能であれば親子で入浴もできます。
洗濯機、乾燥機が2台づつ
乾燥機の一回の使用料金も日赤より割安でした。
エレベーターで上がった最上階には乾燥室もあり、
乾燥機を使わず、洗濯物を干しに行くことも可能です。
(ノ・_・)ノ凹 ┣凹━凹━凹┫


病室内は
4人部屋でも十分なスペース。
かずぼんはまだ小さかったので
大人用のベッドに親子で添い寝の形をとりました。
添い寝で安心できる上、
付き添い時に借用のベッド代、布団代が節約できました。
(長期の入院ですので、たいへんありがたい)


そしてますますすばらしいのが売店!
沖縄の離島から見舞いに来た義妹が
「島の商店より品揃えがいい!」
と感激しておりました。
ちょっとしたコンビにより充実していますし、
お茶やおにぎりなどの安売りもあったりします

院内には郵便局(!)、銀行ATM、食堂なども完備。
ボランティアが運営する院内図書館もあります。


旧舘は建て直し工事中のため
まだボロボロではありましたが・・・。
とにかく、患者さん本位の病棟のつくりに
感激したきーちゃんでした。
(T-T)


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生きてるだけでもうけもん・その3
2006年12月04日 (月) | 編集 |

・食道狭窄


3歳5ヶ月にして
嫌がることなくバリウムをぐびぐびと飲み、
かずぼんは食道造影を受けました。


結果


かずぼんの食道は
この時点ですでに3分の2程度狭窄し、
固形物が通過できる状態ではない!ことが判明。
さらに点滴で眠らせる処置をし、
CTスキャンを撮ったところ
胸部に何かしこりのようなものができていることが
わかりました。
今までの度重なる入院も、
どうもこのしこりが気管を圧迫するなど
関与していたようです。


しこり・・・悪性腫瘍?


真っ先に考えましたが、
どうも違うように思えます。
この間、食事が十分に食べられていないとはいえ
ひどい貧血もなく、
何より、普段のかずぼんの表情は豊かで、
子供らしい活気があります。


じゃあ、何が・・・。
・・・( ̄  ̄;)


詳しい原因はわからなくても
まずは
高度の検査、治療ができる病院に
転院したほうがいいという結論に至りました。


ほどなく小児科の医長先生の知り合いがいる
日赤病院に転院が決まりました。
固形物は食べられなくても
流動物なら摂取できます。
かずぼんは「エンシュアリキッド」という
「医療機関仕様のカロリーメイト」のような
高カロリーの流動食を1日3~4缶、
750~1000kcalを目安に飲むということで
ベッドが空くまで一旦、自宅に戻りました。
(カナーリ、濃厚なお味のシロモノです。)



でも、この時点ではプリン、ゼリーなどの
半固形物も食べることができたので
かずぼんにもまだ、
「食べる楽しみ」は残されていましたね。


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生きてるだけでもうけもん・その2
2006年12月04日 (月) | 編集 |

・3歳、原因がわかるまで


平成13年、12月の入院以降、
毎日朝、晩「テオドール」、「ザジテン」を内服、

たまに風邪をひいてもかずぼんの状態は安定し、
平成14年は一度も入院することなく過ごすことができました。


「やれやれ・・・」
そう思った平成15年2月(2歳11ヶ月)
またまた喘息様気管支炎と
仮性クループで入院。
仮性クループというのは
風邪等のウィルス感染から喉の奥(喉頭)の粘膜が腫れて
声がかすれ、呼吸時にはヒイヒイ音がして
犬がほえるような咳が出る病気です。
1~3歳くらいの子供に多く見られる
比較的よくある病気です。


仮性クループにもよく効く吸入があるのですが、
かずぼんの場合、この吸入をしてもほとんど効果がありません。
時期がくれば症状が落ち着いてきて
退院はできるのですが・・・。


「この子の病気はやっぱり何かが違う・・・」
看護師の母としては疑いはあるのですが、
それが何か、見当はつきません。
ただ、やはりおかしい。
市民病院の先生方も
うすうす感じていたことだったと思います。


平成15年4月。
3歳になったかずぼんは
なーちゃんと同じ保育園に入園しました。
3月生まれで体も小さく、
性格も幼い上に病気がち。
オムツも完全には取れていない状態でしたが、
保育園は大好きで、
毎日、元気に通っていました。


そんなかずぼん、7回目の入院は6月。


確かに、少々風邪ぎみではあったのです。
ただ、
夜中に突然、数回咳をした後
例のヒィーとした呼吸をしだし、
声が嗄れ、犬の遠吠え様の咳に変わりました。


「おかあさん、くるしい・・・」
搾り出すように言ったかずぼん。
こんなのは初めてです。
いままで、派手な音を立ててゼイゼイ呼吸していても、
本人は比較的楽そうにしている・・・。
これがかずぼんのパターンだったからです。


取るものもとりあえず、市民病院に電話をし
車で駆けつけ、即入院。
その夜はワタシも生きた心地がしませんでした。
仮性クループは重症になると
呼吸停止になることもある・・・。
それは医学書上の知識として知っています。
実際に起こることはまずないだろうと思われますが、
かずぼんの苦しがり方は本当に
それまで見たことがないくらいだったのです。


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